「アイディアと実行力」どちらが尊いか

こんばんは、ココザス安藤義人です。
営業開始してから毎日アポで飛び回っていますが、暑すぎて溶けそうです。

本日、以前から大変お世話になっているA社長から差し入れを頂きました。
時間を作っていただけることに感謝です。

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さて、本題。
ここ数日ずっと悩み、考えていること。

『アイディアと実行力』はどちらが大事か

以前にアリババのジャック・マーが何かのメディアで発信していましたが、「一流のアイディアに三流の実行力」VS「一流の実行力に三流のアイディア」であれば、間違いなく後者の方が良いと。
孫正義氏も同じく後者を選んだようですね。

かつての私も完全に後者の思考で、ひたすら、がむしゃらに実行力を磨いてきたつもりですが、最近その考えが徐々に変わり始めています。
そもそも、この事例が非常に極端な二択だから、皆後者を選ぶだけかもしれません。

実行力はもちろん必要であるが、「社会を変える(※かもしれない)アイディア」がないと、その仕事は価値を生んでおらず、それは当社が行うべき仕事ではないと思うのです。

例えばのケースとして、
クレジットカードの発行会社やローン会社などのいわゆる消費者向けの金融系企業を見てみましょう。

○天カードは今までクレジットカードを使っていなかった層の方にもリーチして、オンラインショッピングのみならずオフラインにおけるユーザーの生活にも変化を与えました。
もちろん、「EC」という概念自体がない時代にネットで買い手と売り手をマッチングさせ、大変多くの社会的価値を生み出したわけです。

これは「一流のアイディア」と「一流の実行力」が混ざったケース。

では次に○天カードに密接に関わるある会社のケースを見てみましょう。
いわゆる滞納者、債務者の方々のリストはしばらく経つと、○天カードから別の債権回収会社に売られます。

その債権回収会社は何をするかというと、電話やメールや手紙や自宅訪問という方法で「お客様、お金払ってくださいねー」と執拗にユーザーに迫るのです。

ここで成果を発揮するのは超・一流の実行力です。
確かに回収率が良ければ、売上も上がるし利益も十分残るでしょう。

企業側よりもユーザー側がいけないので誰かが取り立てないといけないのは分かりますが、債権を回収する為にあの手この手でアプローチをする仕事は社会的価値を生んでいるとは言えないと思うのです。
三流のアイディアと一流の実行力が組み合わさったこのようなケースは、私は尊いとは思いません。
(資本金5億円未満の会社は債権回収の許認可を取れないわけですから、債権回収業者自体は立派な会社であり、立派な商売だと思っています。あくまで個人的主観として「やりたいか、やりたくないか」の話をしています)

 

どれだけ儲かるとしても、心がワクワクしない仕事はやらない。

この心を忘れずに、且つ泥臭く、超一流の実行力で物事を推し進めると。
そして、日々アイディアを出し続けて、今よりも良くなる為の改善について常に考え続けていける組織。

そんな会社を目指したいなあと思う今日この頃。

少し話が脱線しましたが、冒頭の問いに対する答えとして『アイディアと実行力』に甲乙付けることは難しく、スマートな回答としては「アイディアを形にする為に実行力が必要である」ということなのでしょう。
日々、考え、動きながら自分なりの答えを導き出していきたいです。

そろそろスピード上げていきます




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