意思決定力の源

こんにちは。
ココザスの安藤義人です。

本日は、当社の行動規範に関して綴ろうと思います。

意思決定力の源

会社というのは、日々、大小合わせて無数の意思決定を行っています。

例えば、
・A社から依頼されたプロジェクトを請け負うべきか否か
・取引先であるB社からの値下げ要求が最近度を超しているが、牽制を入れるかまだ我慢するべきか
・今月どの売上予算をいくらに設定するか
・C事業のKPIを売上に設定すべきか、それともサイト滞在時間にすべきか
・社員のD子から退職相談を受けているが、引き止めるべきか否か
・最近頑張っているE介を食事に連れていって労うべきか、もう少しだけ褒めずに我慢するか

考えればキリがありません。

 

よく、社長の仕事は「意思決定」といいます。

確かにそうなのですが、社長がすべて決めなければいけない会社は組織としては脆弱です。
では、チームメンバーが自由に意思決定できるような組織を作る為にはどうすべきでしょうか。

組織図の見直し、権限移譲の明文化、朝礼や終礼会議を使った他者への意思決定レビュー、など組織的に取り組むべきことは多々あると思います。

しかし、そんな手間の掛かることに手を出す前に、最も簡単に組織の意思決定力を高める方法があります。

それが、『行動規範』の設定です。

 

行動規範とは?

ソフトバンクでいうと、「バリュー」を指しますね。
グーグルでいうと、「Googleが掲げる10の事実」でしたか。

会社によって呼び方は違いますが、「経営理念」や「ビジョン」の下に位置し、「日々、どのように動くべきか」という社長含めた全メンバーの道標のようなものです。

当社にも当然ながら「行動規範」があります

 

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一つひとつの説明は割愛しますが、当社のメンバーは全員がこの12項目の通りに動いています。
だから、わざわざ小さなことで相談することもなく、メンバーは勝手に仕事を進めていきます。

非常にシンプルですが、AプランとBプラン、どちらに決めるか迷っている時、

・自分の魂はどちらを選んでいるか?
・より辛い道はどちらか?
・スピードが早いのはどちらか?

これらのポイントから考えれば、自ずと答えが出てくるわけです。
まぁ、もっと簡単に一言でいうと、「どちらがワクワクするか?」というだけの話です。

そうしたら、わざわざ上司に指示を仰ぐ時間もコストも掛からないので、圧倒的に組織力が向上します。

 

メンバーが行動規範の通りに意思決定したのであれば、たとえ失敗したとしても、会社に損害が発生したとしても叱ってはいけない。
この徹底した態度が企業風土を作っていきます。

一つひとつの深堀に関しては、また別の記事にて。




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