開設後、はじめてのブログ投稿になります。
実は4年ほど前にブログを書いている時期が少しだけありましたが、しばらくは全く文章を書いていなかったので本当に久しぶりの書物になりそうです。
何故、今回ブログを書こうと思ったかというと複数の理由があります。
共通しているのはすべて「会社の文化作りの為」という定性的な目的の為です。
もっと具体的な話をすると、企業理念、行動規範の浸透、リクルート工数の削減の為、etc…。
まぁ、このあたりはいつか深掘りしてみようと思いますが、ひとまずは社内や取引先、お客様に向けたメッセージとなるでしょうから、明確にターゲットを絞って意図的な情報発信に努めてまいります。
イメージでいうとサイバー社長・藤田氏の創業期のブログのような使い方です。
自己満ブログに見えるが、関係者には多大な影響を与えている。
そんな使い方をすることができれば、1日30分程度の投資は十分に実るのではないか?と判断した次第です。
さてさて、ようやくですが、ギリギリで営業開始の準備が整いました。
以前にゼロから会社を創った時に比べたら何もかもが雲泥の差です。
広々とした快適なオフィスはあるし、パソコンも電話もある。(当たり前じゃん!が当たり前ではないのがベンチャーの醍醐味)
更にはシュレッダー、プリンター、FAX、ネット回線、本当に贅沢だなと、我ながら。
中はこんな感じです。タイルカーペットも自分たちで敷きました。
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実は、今回の創業にあたっては様々な項目について入念に検討しました。
もっとも重要なことでいえば、企業理念です。
「この会社は何の為に存在しているのか?」に対する答えといっても良いでしょう。
まずここが決まらないと何もかもが決まらない。
意外と抜けがちな点ですが、企業理念の制定は本当に重要だと思います。
極端な例を出すと、「生きる為の仕事」をする会社であれば、極力コストをかけるべきではありませんね。
オフィスは用意せずに自宅兼事務所として登記すべきでしょう。
偉大な企業を作るためには、役員報酬の設定、事業戦略の策定、人事考課の設定、とすべてにおいて企業理念を大前提とした一貫性を持たせなければなりません。
ということで、ビジョナリーカンパニー1で書かれているような当たり前のことに相当の時間を掛けて、ようやく予定通り8月からの営業開始に漕ぎ着けたわけです。
最初の段階で「本気」になったことが、そのあとの意思決定すべてに影響を与えているなあとつくづく思います。
一例を挙げると社内のグループウェア、情報管理システムなど。
今の段階から、「100名体制になった時のベストか?」という基準ですべての意思決定を行っております。
ほとんどの会社が拡大期になって途端にそういったことを始めるので、バタバタして著しく生産性が落ちるか、最悪の場合には創業当初からの幹部連中が会社を辞めてしまう。
そこまでいかなくても、膨大なコスト(ここでは主に人件費を指しています)が掛かるわけです。
とまあ、色々書きましたが伝えたいことは一つ。
我々は「本気」であるということです。だから一見無駄と思えるところに時間とお金を掛けているわけです。
今はまだオフィス面積に対してスペースが空いていますが、一年もしないうちに次のオフィスに移転できるようにスピードを上げていきます。
家族、創業メンバー、取引関係のある方々、お世話になっている先輩方、共に戦った戦友たち、友人、そして私を育ててくださった師匠たち、いつもありがとうございます。
感謝の気持ちと初心を忘れずに、文字通り人生を賭けた戦いに挑みます。
2016年7月30日