貯蓄型保険は今すぐやめなさい!って、あれ本当?

※この記事は、メールマガジン(ココザス安藤義人『お金・仕事・住まいのメルマガ』)の内容を抜粋したものです。
※発行日:2021/07/15

こんばんは。
ココザスの安藤義人です。

貯蓄型保険って加入してますか?

TwitterやYouTubeなんかを眺めていると「保険に入るやつは情弱(情報弱者ね)」という激しい理論を展開している人が結構多くいますよね。

「保険は掛け捨てが一番良い」と。
実際どうなのでしょうか。

本日はそんな話に触れてみます。

まず、そもそも論として「市場があるということはニーズあり」という大原則があると思っています。
多くの人が加入しているのなら一つの産業として成り立っているという話。

終身保険、養老保険などのいわゆる貯蓄型保険の毎年の新規契約数250万件を超えます。毎年ですよ。累計だと、5000万件を超えます。
※日本人口の半分近くになりますが、これには法人も含まれていたり、一人で2契約しているケースもあります。

ともあれ、これだけ大きな市場なのです。
それが情弱とは随分乱暴な言い方ですね。

言うならば、ディーラーで新車を買うやつは情弱。車はオークション会場で直接買え!みたいな論法と同じですからね。

確かに、それが出来る人はお得だけどほとんどの人はそれが難しいからディーラー新車の安心を買っているわけで。

保険に話を戻すと、貯蓄型保険なんて入らずに掛け捨て生命保険と投資信託を買え!みたいなことを言いたいのだと思いますが、それって強気相場の今は言えるけど下降相場が来たらどうするの?と思う。

つまり、ネットで騒いでいる人の論法はあくまで一つの考え方であり、時期や見る角度で状況は180度変わります。

そうなると彼らはまた別の論法で何かを否定しますけどね。

つまり、商売としてやっているわけでもない利害関係者も少ない一個人が、ネットでわめいている発言には何の責任も生じていないということです。
好き勝手言える立場ということですね。

私が思う貯蓄型保険の良いところはリターンが保証されているところだと思う。
※だから、変額保険は中途半端かな

毎年1-2%と少ないかもしれませんが、将来増えることが決まっていて、かつ死亡保証も多少付いてくる。
リターン保証されている分、利回りが低くなるというのは世の中の仕組みを考えたら当たり前のこと。
海外のインデックスファンドなら利回り10%目指せますよ!!というのは比較対象として違うわけです。

ちなみに私は貯蓄型の保険も結構な金額やっているし、インデックスファンドに積立もしています。

つまり、それぞれの商品にそれぞれの良さがあるわけでどれか一つに偏らせるということをせず、メリットの異なる商品を満遍なくやる。という考え方を用いています。

先ほど言ったように、ネットでは(特に自由に発信できるSNS)色んな方がそれぞれの立場から好き勝手ポジショントークを展開してます。

どうしても声が大きい(有名な)人が言ってることが正しいみたいに感じますが、実はその彼らは大した知識がなく、なんとなく自分の考えを発信しているだけのケースも多いです。

だから、”ネットでこう書いてるから”という理由で物事を判断するのはやめた方がいい。

それぞれメリット/デメリットがあり、それらをまずは自分で理解し、デメリットを把握した上でメリットを取りにいくことは非常に良い決断だと思いますよ。

今日は貯蓄型保険の話に触れましたが、それは本質ではなく、
・物事の一部分を切り取って判断しない
・”著名人が言っているから”で判断しない
・ネット上の個人の発信はただの主観

(私のこのメルマガだってそうですよ。)

このあたりをお伝えしたくメッセージをお届けいたしました。

ある一定以上の水準のものは全てやる!が正しい資産形成のやり方だと思います。

長い時間勝ち残っていくためには何かに依存してはいけません。

分散、分散、分散!という考えで資産形成を進めていきましょう!

ではでは、またメールします。




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